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    冬壺茶壺 〜かわむらふゆみWebサイト〜
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北アルプス国際芸術祭 2017

◆梅雨の時期なので、天気予報を日々チェックし、行く3日前に日を決めて、チェックしておいたホテルと交通と予約が必要なものを手配して、「北アルプス国際芸術祭 2017」へ行ってきた。信濃大町は初訪問。山に囲まれ、豊かな水に恵まれているせいか、至る所に水飲み場や水路、ダムを象徴したモノがあり、ペットボトルの水まで”ご自由にどうぞ”だなんて、本当にありがたく嬉しいサービスだった。天気に恵まれた分、けっこう暑かったから。

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一泊二日でぎりぎり、作品はほぼ制覇できたけど、残念ながら16と17の作品は観られなかった。もともと、熊よけの鈴を持って林の中へ入っていく形だったのが、数時間前に本当に熊(らしき?)が出現したとの事で中止に。翌日は警戒しつつ再開されていたらしいけど、そんなにキケンだったのかと驚いた。たしかに、山間の道には鐘つきが所々設置されていたから、人も熊もお互いに注意しなくてはいけない場所なのだった。

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年々芸術祭があちこちで増えている中、北アルプスも今回が初。総合ディレクターが北川フラムさんという事で、安心感期待感は高めで向かったアート巡り。山の上から見下ろして、自然の中に溶け込んで、または異物として存在して…  作品は素晴らしいものが多く(イマイチと感じたのは少なめ)舞台となった霊松寺、仏崎観音寺、信濃公堂と言った建物にも目を見張ったし、木崎湖や大町ダムも美しかった。

金土祝前日のみの夜に開催される「花咲く星に」は夢のような時間で、最高に良かった!生花を使った壮大で幻想的な作品で、いったいどうやっているのか考えるのも楽しい。YAMANBAガールズ「おこひるの記憶」では、土地にまつわる話と伝わる料理を堪能。美味しいし直接会話もできてイイ時間だった。けっこう歩くけど満足度の高いアート旅、7月30日まで。ぜひオススメ! 二泊なら、さらに周辺へも足を運んだり、のんびり出来て良いかも。

 

◆玄光社から「絵本のいま 絵本作家 2017-18」が今月11日に発売(作家紹介である「イラストレーションファイル」の絵本版)。私も掲載されているので、どうぞよろしく。

〜2017年7月〜

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水無月・京都旅

◆大学時代の女友達4人で京都を三日間楽しんだ。なかの一人が哲学の道の近くに家があるのでお世話になり、このメンバーでは何十年かぶりの旅行。私が京都を訪れるのも10年ぶりくらい。梅雨入り後で天気の心配があったけど、運良く雨にふられず暑すぎず爽やかな日々だった。

法然院、永観堂、水路閣、銀閣寺は、おさらい的に、やっぱりイイねと。なかでも三十三間堂は、二十代の頃は面白く感じなかったけど、今回はホォ〜ッと堪能することができた。ようやくそんな年になったみたい。

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今回が初体験だったのは、貴船の川床(6月は少しオトクなコースが有り)と大原の三千院。川床は「ひろや」で一枚羽織りながら、木漏れ日の下、川の流れを観つつ、美しい料理を楽しんだ。ここぞと奮発!なんて贅沢〜。苔好きとしては、永観堂と三千院が良かった。

アート巡りも2箇所。初日に細見美術館で「杉浦非水 モダンデザインの先駆者」(6月11日まで)を観て、母校の創立者のセンスを確認し、次に、偶然出くわした祇園甲部歌舞練場内の八坂倶楽部「フォーエバー現代美術館コレクション 草間彌生」(10月29日まで)。こんな場所にカボチャが?と近づいて、入ってみたらお座敷にシルクスクリーンやエッチングやコラージュを中心とした作品が。東京の新美術館とは被っていないし、和の空間で観る面白さがあり、嬉しい掘り出し物だった(空いてるし)。

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青葉の美しさが際立つこの時期は、外を歩くのが気持ちいいし、高級もB級も、甘いもの旬のもの名物のもの、いろいろ美味しく食べて、お喋りして。夜の哲学の道で、ホタルが数匹光っていた。

〜2017年6月〜

植物ぎっしり、人々もぎっしり

◆アーツ千代田3331の1階メインギャラリー、佐藤直樹個展「秘境の東京、そこで生えている」(火曜休み・6月11日まで)はとても濃密で良かった! ”ひたすら描き続けている”という熱気をたしかに感じるし、木炭画の墨一色の向こうに鮮やかな色すら感じる。それぞれの花と樹の名前も認識できる。ざわざわ…チチチ…ザッパーーン!と音も聞こえてきそう。これはもう、大のオススメ展覧会。

3331(ロゴデザインは佐藤氏)は小学校跡地を利用したアート施設で、教室が沢山の小さなギャラリーとなっている。地下の佐賀町アーカイブ(金土日祝のみ)でも「そこで生えている」初期の作品があり、へぇーこんな感じだったのか、となる。2階では、是恒さくら「沖語り・オキガタリ」(土日のみ・6月25日まで)に惹かれた。留学先のアラスカのテイストが面白くて。ランチにぴったりなコッペパンとコーヒーは、どちらもちょっと本格派の美味しさ。3331を訪れたのは2度目だけど、少しずつ変化してるようで、これからも度々寄ってみたい場所となった。

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◆六本木ヒルズの森美術館での「N・S・ハルシャ展 〜チャーミングな旅〜」は、インドの現代美術家の20年間の代表作を集めたもの。洗練されている(され過ぎている?)せいか、インド人がぎっしり描かれているとしても暑苦しさはなく、顔なんてもっと濃くあって欲しいくらい。色使いが美しいし、一人一人を観る楽しさがあり、寝姿が特にいいなと思う。望遠鏡と宇宙、寝て食べて働く…インドな世界を巡った後はカレー、なかでも南インド料理を食べたくなるはず。無料音声ガイドの声が細野晴臣だったのがトクした気分♪  6月11日まで。

◆映画「メッセージ」がじわじわと来ている。ん?これはいったいどういう事?ともやもやしながら観ていたけど、ラストで、そういう事だったのか!とやっとわかって、ザラリと心に落ちた。数日経ってふと思い出し、じわじわ来ている。何年かしてタイトルを忘れても、この切ない感覚はきっと残ると思う。劇場でぜひ。

〜2017年5月〜

ポキート劇場:165

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