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3歳のえほん百科

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 えほん百科シリーズ 改訂版/あいさつ イラスト/講談社(2017)

エルリッヒ と サヴィニャック

◆六本木ヒルズの森美術館での「レアンドロ・エルリッヒ展 見ることのリアル」(4月1日まで)は、とても楽しめた。代官山のアートフロントギャラリーでも2月25日まで短期間やっていた、同じくエルリッヒ展とのハシゴでさらに大満足だった。というのも、六本木では11月から開催していたのに、一度、あまりの混雑に入場をあきらめた事があって、今頃の再トライだったから。

今の時代にぴったりな体験型なので、インスタ女子はもちろん、家族でカップルで観光で、みんな夢中になって写真を撮りあってる。夢の中にいるような不思議空間という面白さがあるから、一人よりも二人以上で行くほうが絶対いい。日常の風景が、少し踏み出したとたん非日常へと変わる時、頭の中が「???」となり、やがて「!!!」となる。窓枠の中だけから、大がかりな仕掛けまで、きっちり丁寧な作り。センス抜群のアイデア。老若男女問わず楽しめるし、見逃してはモッタイナイほどのオススメ!

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◆練馬区立美術館での「サヴィニャック パリにかけたポスターの魔法」(4月15日まで*巡回あり・月休)も、とても良かった。パッと目を引く色合い、親しみやすいキャラクター、思わずニヤリとしちゃうユーモア! ずいぶん前にサヴィニャック展を観た記憶があるけれど、今回のは”これまでにない大規模な”ものらしい。

カッサンドルの弟子だった初期は師匠の影響が強く、独立してからオリジナリティあふれる作風になって、沢山のポスターが生み出された。懐かしい「としまえん」は、余計な文字は一切無しの潔さ。原画とポスターを見比べると、少し違うのに気づく。浮世絵のように、下絵を描く人(サヴィニャック)とリトグラフの版を作る人(職人)が違うようで、カスレだとか線のラフさを全く同じではなく上手に再現している。むしろ色が鮮やかになって、ポスターのほうが良く見える場合もけっこうあるんだな(逆もあり)と思った。まさに信頼と熟練の技。広告のひとつの時代のスターは、全く色褪せることがなさそう。

〜2018年3月〜

あふれる才能を浴びる

◆夏からやっていたのにギリギリになってしまった「鈴木康広 始まりの庭」(2月25日まで)はとても面白かった。箱根 彫刻の森美術館での展覧会。箱根じたい十何年ぶり?でココは何故か初訪問。天気予報では春の陽気のはずだったのに寒かったけど、屋外屋内お茶で三時間たっぷり楽しめた。

鈴木さんの作品は2010年の瀬戸内国際芸術祭での”ファスナーの船”が初めての出会いで、なるほど〜!なアイデアにワクワクした。身近なモノゴトを”見立て”る作品の数々。水滴がポトリと落ちると切り株に年輪が現れたり、目線の高さで上か下か変わる彫刻、顔のスプーン、空気の人、手の石鹸、現在と過去のスタンプ…等、いいなぁと思うものが沢山あった。ツイッターでも日々”見立て”がアップされているので、たまにチェックしてるけど、アンテナはどんどん研ぎ澄まされてゆきそう。

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◆世田谷文学館での「ミロコマチコ いきものたちの音がきこえる」(4月8日まで・月休)は素晴らしかった!今もっとも勢いのある絵本作家・画家であるミロコさんの魅力がたっぷりで、豊かな表現と色のシャワーを浴びることが出来る。週末には本人登場イベントがあり絵本やグッズも並んでて、ぜひオススメ。

2010年にグループ展でご一緒してから、あっという間にスターになって、才能のきらめきは只者ではなかったけど、桁違いの爆発とでも言っていいような。こういうのが天才なのかも。

ようやく春が近づいてきた感じ。コツコツと頑張っていきましょうっと。

〜2018年2月〜

ポキート劇場:175

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アーティストたち

◆しばらく続いていたハードな仕事からようやく解放された。この寒さと毎晩遅くまで机に向かっていたせいで、久しぶりに左手の小指にしもやけが出来てしまった。それにしても東京でこんなに厳しい寒さが続く冬は珍しい。雪国のことを思うと甘っちょろいのだけど。正月期間と下旬には出歩くことができた。寒くてもなんの。

日比谷図書文化館での「DOMANI 明日展 PLUS」(2月18日まで)はなかなか良かった。寺崎百合子の鉛筆画と宮永愛子の透明な本の作品が素敵だし、瀬戸内芸術祭で楽しんだ蓮沼昌宏のアニメーションにも再会できた。別の階の図書室にも作品が紛れていたり、この場所自体も時間をかけたい展示だった。

表参道のvoid+での「高田安規子・政子展」(1月20日までで終了)は、部屋の奥でひっそり輝く宝物をこっそり見つけたようなワクワク感。例のトランプや、ゴブラン織の立体化もあれば、小さな花瓶やシャンデリア等の女性らしい感性のきらめきがあった。

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◆映画はアーティストもの2つ。「ジャコメッティ 最後の肖像」では、あまりの傍若無人ぶりに辟易した。品の良いアーミー・ハマーに救われたけど、そっくりなジェフリー・ラッシュはまさに”はまり役”。そんなに持ち上げるほどの天才なのかピンと来ないものの、これは病気かな。

デヴィッド・リンチ:アートライフ」は、彼の映像を観ずにはいられない者としては、彼自身どういう人なのか知りたかった。現在こんなに小さい娘がいて、ひたすら筆か手を動かしているアーティストであり、なんとなくイメージ良さそうな気がしていたフィラデルフィアが”恐怖が垂れ込める意地の悪い街”であった…。ものすごく引き込まれたり、うんざりするほどの嫌悪感を持ったり、作品の良し悪し好き嫌いは極端で、ただ確かなのは深く心に残ること。もやもやでも、グサリとでも。渋谷ヒカリエ8/ART GALLERYでデヴィッド・リンチ版画展(2月12日まで)もやっている。意外とお手頃価格では?と思ってしまった。

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◆上野動物園を訪れたのは数十年ぶり? 愛くるしいシャンシャンには会えなくたって、のんびり寝てるお父さんパンダは会えた。動かないはずのハシビロコウはせっせと毛づくろいしていたのが印象的。こんなに活発なの??

〜2018年1月〜

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