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バスキアと ゴーリーと

◆六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーでの「バスキア展 MADE IN JAPAN」(11月17日まで)は2100円の入場料に怯んだけど、イヤホンガイドは無料のうえボリュームたっぷりで素晴らしかった!

バスキアは若くして時代の寵児となり、バブル期の日本にも滞在したり、期間は短いながらも精力的に活動した。今回の作品の多くが1982〜84年に制作されていて、その頃の自分と、その時代の空気感を思い出しながら観た。1988年の急死から数カ月後のニューヨークに私は滞在していて、ギャラリー巡りもしていたなか、バスキアの展示をしていた所が結構あったように思う。色とモチーフはポップで、力強く美しい。大きくて目立つし、圧倒的に良かった。外を歩いていても吸い寄せられたのを覚えている。音楽的要素もあれば、社会問題を扱ったメッセージ性の強いものも多い。そして本人もチャーミングなのだから、人気は衰えていないどころか、上がるばかりなのだろうな。

いつも気になるのは”歯”で、今回の作品の中でも多く登場していた。開いた口にずらりと並んでいるどころか、歯医者の看板みたいに一本だけ描かれたものまであったのには、ニヤリとしてしまった。こんなに大規模なのは滅多に無い貴重な機会。チケット売り場の大行列をかわすためにも、金券ショップなどで予めチケットを手に入れてから行くのをオススメする。

 

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◆2016年から日本各地を巡回してきた「エドワード・ゴーリーの優雅な秘密」を練馬区立美術館で観た(11月24日まで・月休)。シニカルでクラシカル、ユーモラスとも不気味とも取れる作風の絵本作家の展覧会。バスキアとは対象的に、ペンとインクでモノクロームの細かい線描画の小さな作品がほとんどなので、一点一点じっくり観ていたら2時間も過ぎていた。大規模な森美術館並みの時間、なんとも充実した気持ちになれた。

エドワード・リアに影響を受けたゴーリー、ゴーリーに影響を受けたティム・バートン。とてもよくわかる。絵本や仕事の絵が素晴らしいのはモチロンだけど、母親に送った絵封筒が感動モノだった。なんて美しい手紙! 日本美術に興味があったわりには、オペレッタ「ミカド」の衣装デザインには??苦笑い。細かい線を隈なく見るには、眼鏡が必要な人は忘れずに。

◆子供の頃の青春ドラマといえばラグビー部が多かったし、大学ではラグビー部マネージャーだったけど、今月ほど日本がラグビーで熱くなったことは無かったのでは。あんなに強くなって世界と戦えるなんて、夢のようで感動したし、本当に楽しめた。決勝までも観続け、日本でのブームがにわかで終わらないといいなと思う。

それにしても、今度は台風、、自然の力には敵わないとはいえ、温暖化を止める意識をより持たないと、ますます恐ろしいことになりそう。

〜2019年10月〜

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