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ジョゼフ・コーネル と ショーン・タン

◆東京からだと気軽には行けないけれど、時々、行かずにはいられない企画があるので訪れるDIC川村記念美術館。「ジョゼフ・コーネル コラージュ&モンタージュ」(6月16日まで・月休)は期待どおり素敵だった!

平面コラージュも洒落てて良いし、何といっても、立体的コラージュの「箱」がやはり抜群に魅力的。ひとつひとつ覗き込んでは、小宇宙というか小部屋というか、箱の中の世界を楽しんだ。この組み合わせ、この配置、この空間。センスが良いって、こういうことでしょう。想像力をかきたてられる喜びがある。また、集めたフィルムの断片も映像コラージュにしていて、街なかの鳩の群れが苦手な私には今ひとつ…、昔の民族衣装姿が興味深かった作品もあったけど、全体的には少々退屈かも。手紙や本人の写真もあって、ぼんやりとしていた人物像が少し想像できるようになった。

常設の展示も堂々と素晴らしい(ロスコだのステラだの!)し、茶室で和菓子もいただける。そして、美術館と同じくらい時間をかけて楽しめる庭園が素晴らしい。レストランも良さそうだけど、手入れの行き届いた季節の植物を眺めながら、サンドイッチ持参でのんびりベンチで過ごすのが気持ちよかった。桜や藤もキレイだっただろうなぁ、別の季節にも訪れてみたい。

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◆絵本「アライバル」を初めて読んだ時は衝撃だった。移民をテーマに、ファンタジックでユーモラスでもあるのに重厚な作品になっている。まるで映画を一本観たような満足感があった。

その原画を目の前にできる貴重な機会。今までの作品も新作もあり、制作に9年かけたアニメーションもあって、たっぷり堪能できた。再現されたアトリエの壁に、幻想絵画のヒエロニムス・ボスの絵が貼ってあったのにはナルホドなぁと思った。「せみ」のサラリーマン姿と展開に、またスゴイと思う。あふれる才能と丁寧な努力の賜物なのだと感心してしまう。ちひろ美術館・東京での「ショーン・タンの世界 どこでもないどこかへ」は7月28日まで・月休。9月には美術館「えき」KYOTOへ巡回。

〜2019年6月〜

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