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グリーンブック と マイ・ブックショップ

先月から引き続き、コツコツとひたすら仕事の日々がようやく終わった〜。花見ものんびりできそうで、ホッとしているところ。途中我慢できずに観たモノと、楽になってすぐに観たモノと、2本の映画について。

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◆「グリーンブック」は、アカデミー賞の作品賞と助演男優賞を獲得した作品。主演男優賞だっておかしくないくらい、でも何も獲らなかったとしても絶対観に行ったし、観たあとの幸福感が素晴らしかった。

ハンサム系だったヴィゴ・モーテンセンが、粗野なでっぷり親父となってて”別人”のよう。助演(主演とも思えるけど)のマハーシャラ・アリは佇まいか顔つきか、いつもなんだか素敵。美人妻のリンダ・カーデリーニはどこかで観てるはずだけど何だっけ?と気になってチェックしたら、大好きだった米ドラマ「ER」に出ていた金髪で小柄な気の強い看護師役。あの頃とはずいぶん印象が変わったけれど、いい年の取り方をしてて嬉しく思う。

黒人ピアニストと白人運転手が、差別のひどい時代のアメリカ南部を演奏ツアーをする事実を元にしたストーリー。こんな人がいたなんて! 当時のヒット曲もたくさん流れるなか、別世界だった二人の距離が近づいてゆく。現代でも差別と偏見というのは相変わらずあるし、世界中にあふれていて永遠になくならない問題かもしれない。煽る人は軽蔑しかないけれど、自分の意識がいつでも正しいわけじゃない。経験だったり教育だったり、一人一人の心がけしかないのかな。

最後の妻のひとことが粋で、涙があふれるほど温かい気持ちになれた。誰にでもオススメしたい大好きな映画。

◆「マイ・ブックショップ」は1959年のイギリスの保守的な小さな町が舞台。強い風が吹く海辺、曇や雨がち、石造りの家、人々の顔は穏やかとは言えない。そんな場所で一人、未亡人の女性が本屋を開くというストーリー。応援をしてくれる人もいれば邪魔をする人もいて…。

全体の色調が美しく、ファッションや小物の隅々までセンスの良さを感じる。イギリスらしさも随所に。本を包んだ紙紐をほどく、ケーキを切り分ける、丁寧に紅茶を注ぐ、などの仕草がたまらなく良かった。主演女優も素敵だったけど、本屋を手伝う少女の仏頂面がチャーミングで、この二人の関係が未来の希望であり、切なくもじんわり来るイイ映画だった。

〜2019年3月〜

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