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年末年始のアレコレ

年末の仕事納めが思ったより早かったのと、正月にエイッと外出したりで、展覧会と映画をいくつか観ることができた。

◆まずはGINZA SIX 6階の蔦屋書店での「岩崎貴宏 Layer and Folding 」(1月14日まで)。本の栞を立ち上げてクレーンにするシリーズはこの空間にぴったりだし、中央に屏風のごとく広がる黒い作品は迫力満点。

布も糸も綿棒も黒くて、なにやら不穏な雰囲気。地面の下は深く深く、地上には鉄塔と電線、あるいは鉄橋が立ち並ぶどこかで目にした風景。以前も観たことがある好きなシリーズだけど、さらに大きく連なっていた。

銀座では他に、ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)での「三澤遥 続々」(1月26日まで・日祝休)も面白かった。なんというか、細胞のような形と動きと。アイデアの詰まった展示が楽しめて。

 

◆東京ステーションギャラリー「吉村芳生 超絶技巧を超えて」(1月20日まで・月休 *1/14除く)は目を見張るスゴさだった! ひたすら続く金網、毎日の自画像、、写真のような鉛筆画の数々に、上手を超えた異常なくらいの描写力に引き込まれる。

色鉛筆にしてからもますます力強い。色鉛筆って、こんなに発色良かったっけ? マス目を埋めてゆく日々の手の疲れさえ感じてしまう。

圧巻は、新聞の一面を少し拡大して手描きして、さらに自分の顔を加えているシリーズ。一文字一文字、、びっくりする。手描きではなく実物の新聞に自分の顔のシリーズでは、その日のニュースによって表情を変えていて、東日本大震災の時のものはグッと苦しくなる。2013年に亡くなられたとのこと、もっと作品を観てみたかったと残念に思う。

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◆映画「彼が愛したケーキ職人」は、馴染みがないイスラエルの決まりごとが出てきて、へえ?と文化を知る面白さがある。ベルリンとエルサレムの空気、美味しそうなクッキーやケーキ、静かで切ないけれど、心は熱く、安らぐ作品だった。

もうひとつ映画「アリー スター誕生」は何度もリメイクされてるし似たようなストーリーはたくさんあるし、それはそれ。時代、場所、キャストが違えば味わいも異なる。監督もした俳優ブラッドリー・クーパーの歌のうまさ、歌手のレディー・ガガの演技のうまさ、どちらもとても魅力的だった。でも兄役のサム・エリオットの渋さが一番印象的だったかもしれない。

メインの曲はモチロンどの曲も良く、2時間以上があっという間、わりとあっさり終わった気がする。帰り道、頭の中はあの曲がグルグルとかかって満足感に浸れるはず。

結局「ボヘミアン・ラプソディ」は応援上映も行って、私が3回観てしまったほどだから、年始も一番大きいスクリーンが使われていて、「アリー」が損なタイミングになってしまっているみたい。

〜2019年1月〜 本年もどうぞよろしくお願いいたします。 

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