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ヨコハマトリエンナーレ、池田学をじっくり

ヨコハマトリエンナーレ2017(11月5日まで)はまず横浜美術館へ。まず目に入るのは外側の窓枠と入り口の柱を飾ったアイ・ウェイウェイの作品。難民に実際使用された救命胴衣と救命ボートが、遠くからだと華やかで、近くで見ると社会的問題がすうっと入ってくる。例年のように、なんだかなぁと思うのも、なかなかいいなぁと思うのもある中、印象的で好きだったのは、マウリツィオ・カテランの作品。同じような顔が並んでいたり、壁に吊り下げられた状態だったり。どちらも自身の姿であるらしい。なんともビミョウな表情は、ユーモラスにも悲しげにも見える。あと、ワエル・シャウキーの人形芝居の映像と人形には、エジプトでこの造形?!と目を見張った。クラシカルな題材なわりに、人形はスケルトン素材でモダンでヘンテコな生き物なのが面白い。映像は長すぎて少し観ただけだけど。

BankART Studio NYKでの展示は、建物の雰囲気とみかん組の空間が良いせいか、かなり良かった。3階の花のオブジェとアニメーションのコラボが心地良かったし、電球を使った石黒健一作品にもニヤリ。

横浜赤レンガ倉庫では、3階よりも2階のほうが好きなタイプがあり、最も気に入ったのはドン・ユアンの「おばあちゃんの家」。思い出深い家の各部屋の再現、あらゆる物を各大きさに合わせたキャンバスに分けて描いてあり、ありそうで無かった展示の仕方。ひとつひとつ観る楽しさと、全体を通して昔ながらの中国の民家を訪ねたような面白さが、とても良かった。

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◆日本橋高島屋での「池田学 展 The Pen 〜凝縮の宇宙〜」(10月9日まで)には本当に圧倒されてしまった!努力と才能、想像力に体力、とにかくスゴイ人。緻密だし隠れたキャラ探しもしたくなるので、じっくり時間をかけて堪能するべき展覧会で、眼鏡や拡大鏡持って、ぜひ実物を!

映画「スイス・アーミー・マン」のあまりに奇抜なストーリーには笑っちゃうけど、下ネタ多めだし、展開について行けない人もいそう。こんなヘンテコリンな映画、なかなか無い。大人になりきれない青年の幻想なのか、哲学的にすら感じてくる驚きの一本。ラドクリフ君のファンは大丈夫かな。。

いろいろ興味ひかれるモノ沢山あって、なにかと忙しくなってる芸術の秋。

〜2017年9月〜

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