イラスト・絵本・キャラクター制作
    冬壺茶壺 〜かわむらふゆみWebサイト〜
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デザイナーの展覧会と 生き方の映画と

◆銀座でデザイナーの展覧会をハシゴする。ひとつはgggで「仲條正義 IN & OUT, あるいは飲&嘔吐」(3月18日まで・日祝休)。”花椿”のアートディレクションや資生堂パーラーのグラフィック等で有名な方で、83歳とは思えないポップな感覚で溢れていた。バウハウスっぽかったり、遊びがあって洒落ていて、大好きなセンス。いかにもデザイン業界といった老若男女がたくさん観に来ていた。みんなの憧れなのだと思う。

そして歩いて5分ほどのG8では「中村至男展」(2月16日まで・日祝休)。こちらはたぶん40代。明和電機のグラフィックや絵本も手がけている方で、色のセンスやシンプルな表現が独特でオシャレ。「どっとこどうぶつえん」という絵本のアイデアも面白かったけど、BOOK「7:14」のラストページがツボだった。なんだろう、この音のない世界の、し〜んとしたユーモアとでも言うのかな。デザイン系の人はこの2つのハシゴは義務でしょう。

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◆映画も2本。まずはスウェーデンの「幸せなひとりぼっち」がとても良かった。ベストセラー小説の映画化で、テンポが良く、笑いとホロリを散りばめて、カワイイ猫と飛び切りの美女も登場! さらに移民と障害者とゲイ…老人だけの話ではない社会的なストーリー。予告を観てイメージした以上にグッと来て、涙が出まくってしまった。スウェーデン人ならさらに大爆笑するところが多そう。

そして、スコセッシ監督の「沈黙 ~サイレンス~」。隠れキリシタンについては、歴史の授業でさらりと習うし、テレビの大河ドラマでも出てくるけど、劇場の大画面で観る弾圧の悲劇は、ツラくて緊張感の有る2時間40分。とても重く、宗教っていったい?という哲学的なグルグルが頭に渦巻いてしまう。窪塚洋介、イッセー尾形を始め、悲痛な塚本晋也、流暢な浅野忠信など、日本人俳優たちの熱演が凄い。最初と最後の暗闇の中の虫の声、ロケ地の台湾の風景、ラストシーンなど、あぁいいな、と思うところ数々あり。気楽に観るタイプじゃないけれど、ずーんと心に残る映画。

◆なんだかストレートに飽きて、10何年ぶりかでふわりとパーマをかけてみた。気分が少し軽くなったような。仕事用の椅子がへたり過ぎて、年末に購入した新しい椅子がようやく届き、オレンジ色でイイ感じ。

〜2017年1月〜 今年もどうぞよろしくお願いいたします!

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