イラスト・絵本・キャラクター制作
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懐かしの人形アニメ + 新旧・笑いのダブル展

去年友人が映画「カーズ」に泣けたという話をしたので、車のアニメーション映画といえば、レースシーンでドキドキしたのがあったなぁと思い出し、自宅本棚のパンフレットコーナーを探してみたら、すぐ出て来たのが「ピンチクリフ・グランプリ」。
1975年にノルウェーで制作され、日本公開は’78年のようで、子供だった私は新宿あたりで観たのです。その事を友人に話したら、映画は知らなかったけれど興味を持ったようで、数ヶ月経って「例のノルウェーアニメ、また公開されるらしいよ」と教えてくれたのでビックリしました。
自分の物持ちの良さと、この偶然にゾクゾク…。予知能力?
これはとにかく観なくては!という訳で、気が遠くなるくらい手間のかかった愉快な人形アニメに再会しました。
素朴ながらも細部の作り込みや動きが素晴らしく、レースシーンはやはり今観ても臨場感たっぷりで、なんといってもキャラクター達がイイです。
たまたま日本語吹き替え版(’78年公開時の復刻)だったのですが、画面に集中できますし、牟田悌三のナレーションというのがすごく良かったです。ケンちゃんシリーズの世代ですから。
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また、六本木ヒルズの森美術館では”新旧・笑いのダブル展”をやっています。
まず「日本美術が笑う」展で、埴輪や麗子像、若冲、蕭白、白隠、木喰など、ユーモラスだったり笑顔だったりの大集合に、埴輪好きの私はすぐニンマリでした。
進んでゆくと、各国の”おかしな”モダンアートを集めた「笑い展」となり、こちらの方がさらに面白かったです。
卓球ラケット等のジョージ・マチューナス、ユニークな写真のウィル・ローガンやエルヴィン・ヴルム、エアコンに凍えたり虫歯についてのオブジェが楽しいポーンタウィーサック・リムサクン、オレンジやパンそっくりな彫刻のマット・ジョンソン、うごめくビジネスマンの鳥光桃代など、好きなタイプがたくさんありました。
中でも特に気に入ったのは、チョン・ジュンホの「ブーユーハダ」(浮遊/富裕)というアニメーション作品。ウォン紙幣に描かれた文化遺産の中に入り込むという、静かで不思議で美しい世界。ドル紙幣版もありましたがこちらの方がずっと良くて、笑うというよりも、ほぉ〜っと感動してしまいました。
美術館で”笑い”をテーマにした企画なんて珍しいと思いますし、たっぷり楽しめてオススメです。展望台も含めて2時間以上は必要でしょう。
5月6日まで・無休。火曜以外は22時まで開館(火曜の例外日あり)。

〜2007年2月後半〜
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牟田悌三のナレーション!いいことを聞いた。絶対吹き替え版で観てきます。去年は『王と鳥』が『カーズ』同様のお気に入りだったけど、確か同じ映画館だよね。(渋谷の細いとこ)今度古いパンフレットも見せてほしいーです。
| せ | 2007/02/25 2:23 AM |

牟田悌三の下町っぽい味がいいですよー。八奈見乗児、野沢雅子、滝口順平…と今や超豪華な声優陣です。映画館は元ユーロスペースだった所。
| 冬壺 | 2007/02/25 12:32 PM |

牟田悌三のナレーションっていうのいいねぇ〜。
なんかこのあたりの時代はちゃんとした役者さんや声優の吹き替えでよろしいよね。
「日本美術が笑う」面白そう!閉館時間が遅いっていうシステムどんどんできるといいなぁ。柳宗理も早く行かなきゃ!
| おー | 2007/02/26 12:16 PM |

「日本美術が笑う」の方が好きという人も多いみたいです。日本人のおおらかな一面を感じられるのと、展示方法がとても斬新ですから。
モダンアートは付いて行けない人がいるのかもしれませんね。
| 冬壺 | 2007/02/27 10:31 AM |










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