イラスト・絵本・キャラクター制作
    冬壺茶壺 〜かわむらふゆみWebサイト〜
    illustrator/KAWAMURA Fuyumi

 

 

ピーター・ドイグ展 と わたしの若草物語

◆東京でも緊急事態宣言の解除となり、三ヶ月ぶりに美術館に行った。再開を待ち望んでいた「ピーター・ドイグ展」(東京国立近代美術館にて10月11日まで・月休)は、本来なら6月14日までの会期だったので、コロナ禍で閉館のまま終了となったらどうしよう!と気をもんでいたので、延長の発表にはホッとした。予約制になっても、前売りチケットを持っていて混んでいなければ入場できる。

平日の午前、まあまあの人数。大きな作品が多く、観やすかった。カナダ時代の、森と湖とボートの世界が圧倒的に好き。静かな風景なのに自然の美が饒舌で、目からは賑やかなのに、耳からは何も聞こえない。星空のきらめきが無音のように。トリニダード・トバゴ時代ではまた違う描き方となり、静かさにポップな雰囲気がプラスされて、日傘の男、浜辺に寝そべる人たち、ライオン、ピンポン…と不思議な面白さがある。

映画をモチーフとしたシリーズは、タイトルを見ないようにして、何の映画か想像して楽しんだ。住む場所や多くの映画から影響を受けているのだな、と思う。どっぷりイイものを堪能できた。4階のコレクションコーナーで、大好きな小倉遊亀の「欲女 その一」と久しぶりに会えたのも満足。

 

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◆映画館も三ヶ月ぶり。座席が一つおきで販売というのは、経営的には厳しいと思うけど、観る側には快適でいい。「ストーリー・オブ・マイ・ライフ/わたしの若草物語」は久しぶりに劇場で楽しむのに相応しい作品だった。女性向きだからか、グッと来る場面が多くて涙がでるのに、マスクをしているので拭いづらいったら。

衣装のセンスの良さ(アカデミー賞衣装デザイン賞受賞)と美しい風景(森、湖、海辺など)と。え?あの古典を今またやるの?と思ったけど、現代にも通じる事はあるし、姉妹育ちとしては共感することもある。子供の頃に児童書で読んだり、テレビで映画を観たりした記憶はある。不変のテーマを新しい感性で、繰り返しリメイクする意味はあるのだと思う。主役のシアーシャ・ローナンの魅力があふれている!のを筆頭として、女優たちが素晴らしい!(ローラ・ダーンもメリル・ストリープも、ふてぶてしいフローレンス・ピューも)しばらく余韻にひたれる作品だった。

これから何が起こるかわからないので、観たいモノはなるべく早く行っておかないと。そしてやはり、絵は実物を美術館で、映画は映画館で観ないと、100%の魅力はわからない。あとは、、友達と会ってハシャゲる日が来ることを。

〜2020年6月〜

ようやく、、まだまだ、、少しずつ

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◆1月下旬から美容院に行っていない。3月下旬から映画館にも美術館にも行っていないし、電車にも乗っていない。不要不急で怖さもあってキャンセルした歯のクリーニングには、先日4ヶ月半ぶりに行った!ちょうど東京の緊急事態宣言の解除をした後で、気持ちが少し楽になった時だったし、スッキリしたし診てもらって安心した。

新たな感染者の数に一喜一憂しながら、気を緩めすぎない程度に進んでいきたいとは思う。来月には美術館に行けるかな。近所を歩くだけじゃなく、もっと遠い所へ、もっと広い世界へ出て行ける日が、また来てほしい。ZOOM飲み会もしてみたけれど、やっぱり生の集まりがしたい。3密、ソーシャルディスタンス、と来ての「新しい生活様式」とは、なんとも他人行儀な言葉。歴史の教科書に載る日々はきっとまだ続きそう。

〜2020年5月〜

STAY HOME の日々

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◆ひたすらコツコツ仕事して、たまに外に出るのは、ウォーキングと買い物の時ぐらい。たいていは早起きして40分ほど歩くのだけど、このご時世、ジョギングの人が増えてしまい、いつも行っていた広い公園の混雑を避けることにした。住宅街の花々を見て歩くだけというのも楽しく思う。あとは猫と仲良くしたり、radikoでいろいろなラジオ、またはCDを聴いたりすると、気持ちがあがる。そんな4月。そのうちスパーンとすることが無くなったら? しなくちゃならない事はいくらでもある。すぐにお金になるわけじゃないのが困りもの。

コロナビールの空き瓶を見つけて、コロナだ…とニヤリ。久しぶりに飲みたくなるよね、あの頃みたいにライムを絞って。

〜2020年4月〜

映画をひとつ、展覧会をひとつ、そして外出自粛

なんとも重苦しい日々となっている。”不要不急の外出の自粛”はしっかり守りたいけど、長期戦を覚悟しなくては。自粛要請が出る前に、映画をひとつ、展覧会をひとつ観ていた。30分ほど歩いて行けて、広く空いている映画館を選んだり、展覧会へは今月最初で最後の電車に乗ったけど空いていて、広大な生田緑地が会場だったし、今となっては行っておいて本当に良かった。

◆映画「ジュディ 虹の彼方に」は、10代でスターとなったジュディ・ガーランドの晩年を中心に、子供時代の苦しい姿が差し込まれ、大人たちに薬と言葉で支配されてきたことがわかる。ガリガリで精神的に不安定な47歳のジュディは痛々しく、スターの宿命なのか、こんな若くして亡くなっていたなんて知らなかった。

子供の頃テレビでたまに放映された「オズの魔法使い」の夢のような世界に魅了されたし、ちょっと怖いところも好きだった。まさか撮影時にあんな辛い思いがあったとは。レネー・ゼルウィガーはアカデミー主演女優賞なだけあって貫禄の演技と歌唱。ロンドンの世話係の女性も良かったし、ゲイカップルの家に行く場面がとても好きなエピソードだった。

 

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◆川崎市岡本太郎美術館での「第23回 岡本太郎現代芸術賞展」は実に濃厚で、パッションがほとばしる力作揃い!面白い作品だらけの中、やはり岡本太郎賞の野々上聡人作品は、平面も立体もアニメーションまでも、ぎっしりと迫力満点で凄まじい熱量!すごい。岡本敏子賞の根本裕子作品「野良犬」も、恐ろしいほどの凄み。陶土で作られているのにも驚く。

4月12日まで(月休)だけど、こんな素晴らしい展覧会が観てもらえないのはモッタイナイ。あらゆる業種が非常事態で、いったいいつまで続くのか。。ひたすらせっせと仕事をしていて、もともと引き籠もり期間だったけれど、息抜きに人と会うのもガマン。どうか、早く良い兆しが出てくることを願うばかり。

〜2020年3月〜

彫刻展と 映像祭と QUEEN遊び

◆府中市美術館での「青木野枝 霧と鉄と山と」(3月1日まで)が素晴らしかった。2018年の「水と土の芸術祭」で観た石鹸の作品に再び会えて、大好きなシリーズだけど、やはり代表的なのはダイナミックな鉄の彫刻たち。展覧会のタイトルのように、山のようにも森のようにも感じる造形。石膏越しに眺める鉄の林は風景となり、棘と卵の組み合わせにはストーリーを想像する面白さ。

点数は多くないものの、作品のスケール感で圧倒された。「展示場所に合わせて作られ、展示が終わると解体され」るという。そんな!これを?潔いというのか、保管の問題もあるのか、パワフルなのは間違いないし、インスタレーションと捉えれば納得で、アートの一期一会も大切にしたい。

 

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恵比寿映像祭(2月23日まで)は無料で楽しめる作品もたくさんあり、さらに有料上映のアジアの短編アニメーション10作を集めた"DigiCon6 ASIA"を観てみた。今回の映像祭のテーマが「時間を想像する」ということで、時間=生と死を扱ったものが多いように感じた。もっとナンセンスなタイプもあればいいのにと思い、気に入った作品は二つ。しばたたかひろ「何度でも忘れよう」(熊のぬいぐるみが主人公のダークなタイプ)と、リュウ・マオニン「僕と磁石と大切な友達」。特にこの中国の作品は、こってりした絵と素朴なナレーションと切ないストーリーで、たまらなく良かった!(もう上映は終了)またどこかで別の作品が観てみたい。

◆銀座のSONY PARKでやっている「クイーンと遊ぼう」が楽しい♫ QUEENの音楽を体験しながら遊べるなんて”待ってました”な企画。ボヘミアン・ラプソディのMVに顔ハメ参加できるなんて夢のようだし、カラオケボックスでは例のマイクスタンドが渡されるし、平日は空いていたし、また行ってしまう予感。3月15日まで。

でも、コロナウィルスの心配と仕事の具合で、なかなか気楽には外出できなさそう。花粉も酷くならないことを願うし、とにかく世の中の重い事態が明るい方へ行って欲しいと思う。

〜2020年2月〜

暖かな1月、久しぶりに映画など

◆2020年がスタートして、あっという間に一ヶ月経ってしまっている。正月明けに初めて訪れた生田緑地が、天気も良かったせいか気持ちよくて、こんな所が近所にあったらいいなぁと気に入ってしまった。花の季節、新緑、きのこ!と何度も訪れる予感。川崎市岡本太郎美術館での「芸術と社会 現代の作家たち」展を目当てに行き、常設とともに素晴らしく、たっぷり楽しめた。今回はあきらめた民家園もそのうち、きっと。

きのこといえば、ガシャポンの「LEDきのこライト」の出来の良さに興奮して、揃えたのは当然のこと。

 

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◆映画はカンヌでパルムドール受賞の「パラサイト」! ポン・ジュノ監督作品はほとんど観ているファンだけど、今回はもう、ストーリーの秀逸さに圧倒された。視覚と嗅覚、ドキドキハラハラ、衝撃!、、観たあとのザワツキと高揚感。社会問題を扱いながらエンターテインメント性もあり、感情を揺さぶられまくる。豪邸の構造は韓国ならではだろうし、半地下住居の構造もまた驚く。なんだか物凄いモノを観てしまった、と思うし観るべきな作品だった。

◆都内ではもう終了してしまったけれど、上映ラスト前日に駆け込んだ映画「シュヴァルの理想宮」も素晴らしかった。こちらは静かな感動があり、涙を流さずにはいられない。風景の美しさはまるで当時のままのようだし、俳優たちは皆、品格を感じさせるような、主役も奥さんも上司もとても良かった。

シュヴァルについては前から知っていて、いつか観に行ってみたい場所のひとつであり、昔そこを旅行した友達から絵葉書をもらったこともある。映画でも登場したあの絵葉書。絶対捨てたはずはないのに、今のところ見つからない…。偏屈な男の人生は、悲しみに見舞われながらも、コツコツとやり遂げた実話。こういう芸術には敵わないな。

〜2020年1月〜

ミナ ペルホネン / 皆川明 つづく

◆リニューアルしてから初めて訪れた東京都現代美術館。「ミナ ペルホネン / 皆川明 つづく」展を観るため、ミナの服ではないけれど、自分なりにお洒落して。かなり昔、新宿伊勢丹4階のセレクトコーナーに少しばかりミナの服を扱っていた頃に、生地が気に入って買ったスカートは、紫色のベルベットにグレーのトンボ柄が盛り上がっているもの。サイズが少し小さかったのに無理に着ていて、さすがに着るのを諦めても捨てられず、トートバッグに作り直せないかと思って、裁縫の得意な友達に渡してそのままじゃなかったっけ?!と思い出した。(会場にその生地は無かった)

そう。ミナの服作りは生地のデザインから始まる。アイデアはモチロン良いけど、それを実現する職人さんに敬服してしまう。細かい指示にとことん付き合う信頼関係あってこそ。流行を追わず、長く着てもらう、ファストファッションとは逆の姿勢。ファストファッションの需要は否定できないし、価格的な問題は仕方ない。

イラストもとても素敵で、新聞の連載はいつも楽しみにしている。服の愛用者の日常の映像はいい雰囲気だし、服にまつわるエピソードの一つ一つが、じんわりと感動的で良かった。なんだか哲学的でオススメの展覧会、2月16日まで。

 

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◆リニューアルオープンといえば、渋谷パルコにも興奮した。パルコ2の方は今風のホテルになっていたけど、パルコ1に入ると高級ブランドのロエベやグッチがドーン!こってり濃厚なワクワク感で、タイルから壁から楽しい(ドードー鳥のマフラーなんて素敵すぎる!…見るだけでも満足)。上に行けば美術手帖のショップでアート作品が買えたり、ゲームの世界もあって、服だけじゃないいろいろなタイプのショップを巡りながら「面白い」という感覚を刺激された。劇場やミニシアターも復活で嬉しい。地下の食堂街もごちゃ混ぜ世界で、あちこち入ってみたくなる。また行ってみよう。

◆千葉市美術館で12月28日までの「目 非常にはっきりとわからない」展は私にはいまいち響かなかった。今年一番と絶賛する人、ただニヤニヤする人、なにこれ?とつまらなく思う人。評価は分かれているようだけど、行く前にたぶんこういう状態なんじゃないかな、と想像していたそのままだった。何度か訪れたことがある千葉市美術館が改装中という時ならではの展覧会ということで。

何度か通った人は変化に気づくのか、ほんとにモヤモヤしてしまう。「目」の作品は今まで各地の芸術祭などで面白く観てきたので、つい期待してしまうので残念だったけど、来年のオリンピック期間の「まさゆめ」プロジェクトは楽しみにしている。

それにしても、今年もあっという間に過ぎてしまった。。

〜2019年12月〜

わちゃわちゃゴタゴタ忙しなく

◆11月は、今まで伸ばし伸ばしで手をつけなかったことをやってスッキリ!

三年半以上使用してたスマホが何かと限界を感じて、機種変更と共に格安スマホの会社も変更し、そこのwifiも使うことに。ずいぶん長いことADSLで頑張ってきたので、やっっっと!快適〜。今頃なデビューとなった。そして迷惑メールだらけに嫌気が差していたプロバイダーも解約、ついでに滅多に使わなくなったNTT電話も解約。毎月の通信料のスリム化ができた。

 

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◆部屋に長いこと巨大な箱で鎮座していた”大福”iMac君を、リネットジャパンに送り出してデータ消去も依頼し、歴代のPHSとスマホも同梱した(いちおう記念撮影をして)。

◆健診で引っかかって精密検査を受けたのも結構大変だった。結果は問題なかったけれど、数年後にまた受けることを思うと憂鬱だし、やっぱり年齢が上がると何かと病院に行く機会が増えていくのかな。検査のための食事制限は寂しかったけど、今月は外食で「当たり」があって嬉しかった。西葛西のインドと、練馬の中華と、再訪決定♪

頭を使って、身体も診てもらって、仕事もわさわさしてしまったけど、これからじっくり取り組まなくては。頑張ります!

〜2019年11月〜

バスキアと ゴーリーと

◆六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーでの「バスキア展 MADE IN JAPAN」(11月17日まで)は2100円の入場料に怯んだけど、イヤホンガイドは無料のうえボリュームたっぷりで素晴らしかった!

バスキアは若くして時代の寵児となり、バブル期の日本にも滞在したり、期間は短いながらも精力的に活動した。今回の作品の多くが1982〜84年に制作されていて、その頃の自分と、その時代の空気感を思い出しながら観た。1988年の急死から数カ月後のニューヨークに私は滞在していて、ギャラリー巡りもしていたなか、バスキアの展示をしていた所が結構あったように思う。色とモチーフはポップで、力強く美しい。大きくて目立つし、圧倒的に良かった。外を歩いていても吸い寄せられたのを覚えている。音楽的要素もあれば、社会問題を扱ったメッセージ性の強いものも多い。そして本人もチャーミングなのだから、人気は衰えていないどころか、上がるばかりなのだろうな。

いつも気になるのは”歯”で、今回の作品の中でも多く登場していた。開いた口にずらりと並んでいるどころか、歯医者の看板みたいに一本だけ描かれたものまであったのには、ニヤリとしてしまった。こんなに大規模なのは滅多に無い貴重な機会。チケット売り場の大行列をかわすためにも、金券ショップなどで予めチケットを手に入れてから行くのをオススメする。

 

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◆2016年から日本各地を巡回してきた「エドワード・ゴーリーの優雅な秘密」を練馬区立美術館で観た(11月24日まで・月休)。シニカルでクラシカル、ユーモラスとも不気味とも取れる作風の絵本作家の展覧会。バスキアとは対象的に、ペンとインクでモノクロームの細かい線描画の小さな作品がほとんどなので、一点一点じっくり観ていたら2時間も過ぎていた。大規模な森美術館並みの時間、なんとも充実した気持ちになれた。

エドワード・リアに影響を受けたゴーリー、ゴーリーに影響を受けたティム・バートン。とてもよくわかる。絵本や仕事の絵が素晴らしいのはモチロンだけど、母親に送った絵封筒が感動モノだった。なんて美しい手紙! 日本美術に興味があったわりには、オペレッタ「ミカド」の衣装デザインには??苦笑い。細かい線を隈なく見るには、眼鏡が必要な人は忘れずに。

◆子供の頃の青春ドラマといえばラグビー部が多かったし、大学ではラグビー部マネージャーだったけど、今月ほど日本がラグビーで熱くなったことは無かったのでは。あんなに強くなって世界と戦えるなんて、夢のようで感動したし、本当に楽しめた。決勝までも観続け、日本でのブームがにわかで終わらないといいなと思う。

それにしても、今度は台風、、自然の力には敵わないとはいえ、温暖化を止める意識をより持たないと、ますます恐ろしいことになりそう。

〜2019年10月〜

浅間国際フォトフェスティバル 2019

◆長野県の御代田町(みよたまち)は軽井沢の隣町で、以前はメルシャン軽井沢美術館だった場所が、去年、御代田写真美術館「フォトみよた」となり、無料でお披露目だったのを、今年は本格的始動で有料となった。去年とても面白かったので、仕事の切り替え時の天気の良い日を待ち構えて、期待いっぱいで訪れた「浅間国際フォトフェスティバル 2019」(11月10日まで)。

なんといっても、メインの作家がシャルル・フレジェなのだから。2016年に銀座メゾンエルメス フォーラムでの展覧会で衝撃を受け、すっかり魅了されてしまった。日本も含めた地球のあらゆる国の衣装姿の人を撮影した写真。それは華やかな民族衣装だったり、祭りや行事の土俗的な格好だったり、動物を模した姿もあって、ユーモラスであり恐ろしくもあり。もう目を見張るほどの奇抜さ! エルメスのときの作品とはダブってなかったように思う。スマホアプリの利用を推奨しているものの、私の場合は容量的に無理だったので、説明シートを手に、一点一点じっくり撮影場所チェックをして堪能した。

あの国のあの島に行って、この格好を目にする機会は来ないだろうけど、想像しただけでワクワクする。世界の広さに、違いに、多様性に。

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他の作家の作品も良かったし、それぞれの展示の仕方がとてもユニーク。室内で積み木のように(フレジェ)、あるいは林の中に点在していたり、浅間山を背景に置かれたもの、風に揺れる布にプリントされたもの、木にくくり付けられたもの、、 秋が深まって紅葉すると、また別の美しさが加わりそう。体験型もあって、スポンジと一緒に写るのが楽しいし、RGB_Lightの3色の影が、物の形状や動かし方で変化するのも面白かった。

キッチンカーやお弁当の出店でランチ(私は菜食弁当だった)もとれて、カフェもあるので3時間も過ごして大満足。ただ、Tシャツが8000円もするのはどうなんだろう。せっかく素敵な写真のプリントなのに買う人がいないと意味がないのでは。来年もまた楽しみにしているので、さらに良くなりますように。軽井沢から2駅だし、都内から御代田駅までのバスもあるので、ぜひオススメ!

〜2019年10月〜

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