イラスト・絵本・キャラクター制作
    冬壺茶壺 〜かわむらふゆみWebサイト〜
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うきうきしたり、じんわりきたり

◆銀座8丁目(ほぼ新橋)のクリエーションギャラリーG8での「mintdesigns」はお洒落ゴコロをくすぐられる魅力的な展示。ここの服を目にする度、というか、素敵な色合いと柄に吸い寄せられて近づくとここの服なので、いいなぁと思っていた。

アイデアのヒントがたくさん並んでいて楽しく、切り紙の手法なんてアナログでクラシックな感覚に親近感が湧いてしまう。髪の毛だの逆立つ猫だの蟻だの、グッと来るモチーフ。色は屈託のない明るさでセンスの良い組み合わせ。いつか着こなせる日が来るのかな、来て欲しい。(3月25日まで・日祝休)

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◆映画「ラ・ラ・ランド」はあまりにも評判で、ミュージカル好きだし、早く観に行かずにはいられなかった。冒頭の渋滞中の歌のシーンは一気に持っていかれて、美しい夕暮れ、魅力的なエマ・ストーン、ラストにはホロリときて楽しめた。でも、100%の満足ではないかな。あまりにも褒められ、宣伝をたくさん目にし、期待が大きくなりすぎた。平常心で観ていたら感動がより大きかったかも。もっともっと素晴らしいと思っていたから。(以下ネタバレ注意)

最初、車でカセットテープを操作してたり、80年代の格好で演奏してるシーンがあるので、いつの設定?と思ったけどプリウスが出てくるから現代だと。一人芝居に数人の客しか来なかったのにそんなウマイ話が来る?など、ツッコミどころはあるけど、女性は好きです、こういう映画。観た後は頭のなか挿入歌でいっぱいだったし、部屋の中でステップ踏んだり、浮かれた気分になれたから「良し」ということで。

◆スカイ・ザ・バスハウスでの宮島達男展(4月22日まで・日月祝休)は、この会場ならではの空気感で良かった。六本木ヒルズけやき坂の作品「Counter Void」は震災以来消灯していたのを、3月11〜13日の三日間だけ五年ぶりに点灯したという。これで大きな意味のある作品となったし、パブリックアートの存在価値を強く感じた。

テレビはドラマ「カルテット」がとにかく良くて、永遠に終わらないで欲しいくらい。今はミモザやミツマタ、早咲きの桜が可愛い。本格的な春までもう少し♪

〜2017年3月〜

ことばマンション

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プリン4〜3月/ことばをさがそう イラスト/学研教育みらい(2016年度)

1年、10年、20年、あっという間

◆先月末に乃木坂の国立新美術館で、開館10周年記念の特別展示がとても良かった。エマニュエル・ムホーの"NACT Colors"で、数字を切り抜いた色紙のグラデーションが圧巻!3箇所に迷子が隠れているという遊びもあって、美しいだけでなく楽しめた作品。もう10年経ったのか、とも、まだ上のレストランは行ってないなぁ、とも思う。さらに最近、かなり昔に関わった方から仕事を依頼されて、それが20年ぶりというのに愕然!!…これは、とてもアリガタイこと、嬉しいこと。

◆映画は「ミス・ペレグリンと奇妙な子どもたち」を3D吹き替え版で観た。いちおう原作があるらしいけれど、ダークめのファンタジーはまさにティム・バートンの世界。子供たちの特長がとてもユニークでいい!大好きだった絵本”シナの五人きょうだい”を思い出してしまった。ただ、ホローが不気味すぎて私でさえゾッとするから、気弱な小さい子は大丈夫かな。その怖さはギレルモ・デル・トロ監督の「パンズ・ラビリンス」に通じる気がする。大人は3Dでたっぷり映像を浴びて楽しめるはず。劇場でぜひ。

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◆「DAVID BOWIE is」(4月9日まで・通常は月休)に平日の10時に行ったら混雑はあまり無く、ヘッドフォンを聴きながらじっくり観ることが出来た。昔からの熱烈ファンというのではないけど、80年代に大ヒットしたアルバム「レッツ・ダンス」は愛聴していたし、「アブソリュート・ビギナーズ」と「アンダー・プレッシャー」がたまらなく好き。ライブは残念ながら行ったことなかったけど、たまにライブ映像を観て、なんて素敵なんだろう!と興奮する、そんな私。なので多くは語れないけど。

妖しい美しさと独特の声、奇抜なファッション、優れた楽曲… 魅力にに溢れたスターというのは、自分のやりたい事が明確で、新しいことを取り入れる好奇心もあるから、さらに輝きが増すのだと思った。アルバムジャケットのイメージイラストも三島の肖像画も、絵が驚くほどうまい。メモだのティッシュだのよく残している。貴重な衣装の数々、映像もいろいろ楽しめて、満足できる2時間半。さらにじっくり、または混んでいたら3時間以上かかりそう(機械が作動しているためか場内寒いのに注意)。

それにしても2016年はボウイが亡くなっただけでなく、モーリス・ホワイトもプリンスもレオン・ラッセルも、ジョージ・マイケルまで亡くなって悲しいけど、作品は永遠に愛されるし、聴き続けてゆくから。

〜2017年2月〜

ポキート劇場:162

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デザイナーの展覧会と 生き方の映画と

◆銀座でデザイナーの展覧会をハシゴする。ひとつはgggで「仲條正義 IN & OUT, あるいは飲&嘔吐」(3月18日まで・日祝休)。”花椿”のアートディレクションや資生堂パーラーのグラフィック等で有名な方で、83歳とは思えないポップな感覚で溢れていた。バウハウスっぽかったり、遊びがあって洒落ていて、大好きなセンス。いかにもデザイン業界といった老若男女がたくさん観に来ていた。みんなの憧れなのだと思う。

そして歩いて5分ほどのG8では「中村至男展」(2月16日まで・日祝休)。こちらはたぶん40代。明和電機のグラフィックや絵本も手がけている方で、色のセンスやシンプルな表現が独特でオシャレ。「どっとこどうぶつえん」という絵本のアイデアも面白かったけど、BOOK「7:14」のラストページがツボだった。なんだろう、この音のない世界の、し〜んとしたユーモアとでも言うのかな。デザイン系の人はこの2つのハシゴは義務でしょう。

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◆映画も2本。まずはスウェーデンの「幸せなひとりぼっち」がとても良かった。ベストセラー小説の映画化で、テンポが良く、笑いとホロリを散りばめて、カワイイ猫と飛び切りの美女も登場! さらに移民と障害者とゲイ…老人だけの話ではない社会的なストーリー。予告を観てイメージした以上にグッと来て、涙が出まくってしまった。スウェーデン人ならさらに大爆笑するところが多そう。

そして、スコセッシ監督の「沈黙 ~サイレンス~」。隠れキリシタンについては、歴史の授業でさらりと習うし、テレビの大河ドラマでも出てくるけど、劇場の大画面で観る弾圧の悲劇は、ツラくて緊張感の有る2時間40分。とても重く、宗教っていったい?という哲学的なグルグルが頭に渦巻いてしまう。窪塚洋介、イッセー尾形を始め、悲痛な塚本晋也、流暢な浅野忠信など、日本人俳優たちの熱演が凄い。最初と最後の暗闇の中の虫の声、ロケ地の台湾の風景、ラストシーンなど、あぁいいな、と思うところ数々あり。気楽に観るタイプじゃないけれど、ずーんと心に残る映画。

◆なんだかストレートに飽きて、10何年ぶりかでふわりとパーマをかけてみた。気分が少し軽くなったような。仕事用の椅子がへたり過ぎて、年末に購入した新しい椅子がようやく届き、オレンジ色でイイ感じ。

〜2017年1月〜 今年もどうぞよろしくお願いいたします!

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