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ポキート劇場:197

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浅間国際フォトフェスティバル 2019

◆長野県の御代田町(みよたまち)は軽井沢の隣町で、以前はメルシャン軽井沢美術館だった場所が、去年、御代田写真美術館「フォトみよた」となり、無料でお披露目だったのを、今年は本格的始動で有料となった。去年とても面白かったので、仕事の切り替え時の天気の良い日を待ち構えて、期待いっぱいで訪れた「浅間国際フォトフェスティバル 2019」(11月10日まで)。

なんといっても、メインの作家がシャルル・フレジェなのだから。2016年に銀座メゾンエルメス フォーラムでの展覧会で衝撃を受け、すっかり魅了されてしまった。日本も含めた地球のあらゆる国の衣装姿の人を撮影した写真。それは華やかな民族衣装だったり、祭りや行事の土俗的な格好だったり、動物を模した姿もあって、ユーモラスであり恐ろしくもあり。もう目を見張るほどの奇抜さ! エルメスのときの作品とはダブってなかったように思う。スマホアプリの利用を推奨しているものの、私の場合は容量的に無理だったので、説明シートを手に、一点一点じっくり撮影場所チェックをして堪能した。

あの国のあの島に行って、この格好を目にする機会は来ないだろうけど、想像しただけでワクワクする。世界の広さに、違いに、多様性に。

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他の作家の作品も良かったし、それぞれの展示の仕方がとてもユニーク。室内で積み木のように(フレジェ)、あるいは林の中に点在していたり、浅間山を背景に置かれたもの、風に揺れる布にプリントされたもの、木にくくり付けられたもの、、 秋が深まって紅葉すると、また別の美しさが加わりそう。体験型もあって、スポンジと一緒に写るのが楽しいし、RGB_Lightの3色の影が、物の形状や動かし方で変化するのも面白かった。

キッチンカーやお弁当の出店でランチ(私は菜食弁当だった)もとれて、カフェもあるので3時間も過ごして大満足。ただ、Tシャツが8000円もするのはどうなんだろう。せっかく素敵な写真のプリントなのに買う人がいないと意味がないのでは。来年もまた楽しみにしているので、さらに良くなりますように。軽井沢から2駅だし、都内から御代田駅までのバスもあるので、ぜひオススメ!

〜2019年10月〜

おつかい ありさん

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えほん百科シリーズ/「3歳のうたとおはなし」イラスト/講談社(2019)

原田治 展 と ヨガナンタン写真展

◆世田谷文学館での「原田治 展 ”かわいい”の発見」で、久しぶりに懐かしいあの頃を思い出した。OSAMU GOODSはドンピシャ世代なので、ポップで洒落たキャラクター達に親しんでいた。いわゆるファンシーなキャラクターとは色味が違って、カワイイのだけど可愛すぎないというか。今見てもちっとも古くない。キャラクターだけでなく、少年の頃の絵からイラストやデザインの仕事、集めていた物なんかも展示されている。

アンアン等のイラストルポなんて、当時の青山だの原宿だの、あぁ、そんな店あった、あった、、と頷きまくり。大好きだった雑誌「ビックリハウス」は、捨てていないし捨てられない! 面白くて楽しくて、センスのいい大人達がふざけてる感じがたまらなかった。人生で最も雑誌にワクワクした頃だと思うし、一緒に参加している感覚があった。

会場には同世代はもちろん、思った以上に若い世代がたくさんいて、手描きのロゴデザインを観ながら「手描き〜!なんか最近、手描きしたくなってる」などと言ってて。どういうわけか誇らしい気持ちになってしまった。原田治は2016年に70歳で亡くなっていて、仲間であったペーター佐藤も安西水丸も亡くなってしまっているし、皆さん少し早めで残念に思う。一緒に笑顔の楽しそうな写真にグッと来た。東京は9月23日まで。来年秋に福岡へ巡回予定。

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◆銀座のCHANEL NEXUS HALL「ヴァサンタ ヨガナンタン 写真展 二つの魂の神話」は、静寂のなかでインドの古典に触れつつ、写真の表現に目を凝らしまくる。ヨガナンタン(父がスリランカ、母がフランスのフランス人)が撮影したモノクロ写真に、インド人によって、伝統的なドローイングや手彩色を施しているというから。ぺたっと厚塗りの部分もあれば、自然に見える淡色塗りがあったり、和紙にプリントしたり、アメコミ風に描いたり民族画のようだったりと、章ごとに異なる表現がされている。それが神秘的な世界への誘いに効果的で良かった。入場無料・9月29日まで。

〜2019年9月〜

ポキート劇場:196

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